地下鉄多言語化MODは、東京メトロがオープンデータとして提供する情報を多言語対応したものです。
駅、路線、時刻表の情報や運行情報などをMicrosoft Translatorによって機械翻訳を行っています。
機械翻訳を利用することで、いくつかの言語で運行情報や列車位置情報などのリアルタイム情報を閲覧することができます。
しかし、表示されるメッセージは、適切ではないかもしれません。
その場合は、ツイッターのアカウントでログインすることにより、メッセージを自由に修正することができます。
実際に下記のURLにアクセスして、ご確認ください。
http://needtec.sakura.ne.jp/mtm
確認済み環境:
Win7 Firefox 33.1
Win7 IE11 (IEは位置情報の取得が他のブラウザより不正確です)
MacOS 10.8.5 safari:6.0.5
MacOS 10.8.5 Chorome
iPad バージョン:7.0.4 (モバイル対応ページになります)
観光庁スポーツ観光推進室が作成した資料によると、オリンピックの開催が決定された開催国に入ってくる観光客は長期間にわたって増加する傾向にあります。
そのため、増加する海外観光客をサポートする必要がでてきます。
この地下鉄多言語化MODは、機械翻訳を利用し様々な言語圏の人に、なるべく同じ情報を提供できる事を目指します。しかし、機械翻訳は完璧ではありません。
かって、東北観光博HPで機械翻訳の誤訳が新聞にとりあげられ、最終的にはボランティアが修正したことがあります。今現在、機械翻訳で十分な翻訳は不可能です。そのため、本アプリにおいても、最終的には人の修正が可能な仕組みになっています。
では、機械翻訳が不要かというと、そうではないでしょう。
人の手が介在する余裕のない情報...たとえば、いつ発生するかわからない運行情報などでは、活用できるでしょう。
なお、翻訳結果はJSONとして取得できるので、同じオープンデータを使った他のアプリで、同等の翻訳ができるものと期待できます。これにより、今回提供されているオープンデータの利用を別の文化圏の人間に促すことができるかもしれません。